高校受験用高速音声教材の超簡単作成法


前の記事では高速音声教材の作り方を説明しました。

  ☆読み上げる原稿の用意。
    ↓  ↓  ↓
  ☆読み上げた音声の録音。
    ↓  ↓  ↓
  ☆録音した音声の高速化。

高速音声教材を作るには

ポイントになる3つの工程があると書きました。


でも、本当はもっと簡単な方法があります。

それはICレコーダーを使うことです。


いまICレコーダーには倍速再生機能が付いている機種がずいぶんあります。

例えば、サンヨーのICレコーダーでは


 ICR-XPS03MF

 ICR-XPS01MF

 ICD-UX400F

 ICR-PS504RM

 ICR-PS502RM

 ICR-PS004M


これらの機種では2倍速までは速度変換できます。

オークションで中古品を探せば数千円、

新品でも1万円出せば、十分手に入ります。


塾のテキストなどを読み上げて倍速再生すれば、

もうそれで、オリジナルの受験用高速音声教材の出来上がり。

中学受験だけでなく、高校受験でも、大学受験でも、

資格試験にもこの方法は有効です。


それでも、自分で作るのは「めんどくさい」という方には

高校受験社会・理科の攻略法を紹介します。

サンプル版もありますから、試聴してくださいね。

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高校受験用高速音声教材の作り方

前回の記事では受験勉強のポイントは

音声教材を使うことにあると書きました。

ただの音声教材ではなく、高速の音声教材を使うと、

更に効果的だと説明しました。


今日は高速音声教材の作り方を詳しく説明しますね。

高速音声教材を作るにはポイントになる3つの工程があります。


☆読み上げる原稿の用意。
  ↓  ↓  ↓
☆読み上げた音声の録音。
  ↓  ↓  ↓
☆録音した音声の高速化。


◆読み上げ原稿は自分のためだけに使うのなら、

著作権を気にすることもありませんから、

塾や市販されている教材を使うことも可能です。


◆次の工程ですが、音声をパソコンに直接録音しようとすると

ノイズがひどくなり、聞きにくくなることが多いです。

繰り返し聞くことがポイントになりますから、

雑音はできる限り、減らしたいですね。


最近は性能のいいボイスレコーダーが安く販売されています。

原音を忠実に再現できるというPCMレコーダーが

1万円前後で買える時代になりました。

中には、レコーダーに音声編集ソフトが無料で付いてくるものもあります。


音声編集ソフトを使えば、必要のないところをカットしたり、

繰り返したりの編集もできます。



◆最後の音声の高速化ですが、いまはたくさんのソフトが出ていますよ。

無料のソフトもあります。

無料の音声高速化ソフトのオススメは「Sound Engine Free」です。

有料の音声高速化ソフトのオススメは「Speed Wave(聖徳)」3675円と

「スピードリスニング3」9800円です。

それぞれ使い勝手は違います。

それぞれにメリット、ディメリットがあります。

でも、楽に高速化をするならば、やはり、有料のソフトの方が

使いやすいかもしれませんね。


読み上げ原稿選び、録音、音声高速化ソフトなど、

慣れない作業には時間がかかります。

でも、たった3つの工程ですから、お母さん、お父さんが

オリジナルの高速音声教材作りにチャレンジすることも可能だと思います。


子どもさんのために、汗をかくというのも素晴らしいことですね。

それでは今日はこれで失礼します。

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高校受験を音声教材で攻略する

前回のブログ記事では

石川遼くんの使っている、スピードラーニングについての話を

中心にお伝えしました。


聴覚刺激を利用する学習法はとても効果的だという話です。


今日は音声教材をどのように使ったら、

より効果的に学習できるかをお伝えします。


あなたは「速聴」という言葉を聞いたことがありますか ?

もし、1度も聞いたことがないという場合には、

ぜひ、「速聴」を検索してください。


速聴というのは、音声を普通より速いスピードで聞く能力開発の方法です。


速い音声を聞くと脳神経細胞は、その速度に合わせて理解しようと、

シナプス接合という、脳内の情報伝達に欠かせないネットワークを

強化していくのだそうです。


簡単に言ってしまえば、

高速の音声が脳を刺激し、活性化させて、

集中力、記憶力を向上させることになるんですね。


ただ、速聴のトレーニングをする前と後で、

どの程度総合的な能力のレベルアップがあったのか、

数値化することが難しいため、

効果を客観的に判断することは難しと思います。

効果があるという人もいれば、それほどでも・・という人もいるようです。


そして、最大の問題は速聴をするための機械がとても高価だったんですね。

だから、費用対効果の面から考えると、

よほど経済的に余裕がある人しか、試してみることができなかった。

数年前まではですね。


最近は以前ほど高価な速聴機ではなく、

リーズナブルな速聴ソフトがあるんですよ。



今日のまとめです。

受験勉強には音声教材を利用すること。

単なる音声教材ではなく、速聴を利用すること。

それによって、受験の知識分野の学習は飛躍的に効率が良くなること。



次回は高速音声教材の作り方を公開します。

お楽しみに!

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効率よく暗記するための耳からの学習法

高校受験の理科・社会などの重要項目を効率よく暗記する方法があったら・・・

だれでもが考えることですね。永遠のテーマです。

 

昨日は記憶術について、お伝えしました。

記憶術は効率よく暗記するためには有効だけれども、マスターするのに時間がかかり、

使いこなせるかどうかは個人差があって、

即効性は期待できないかも・・・ということでした。


今日は効率よく暗記する学習法には、

他にどのような方法があるのかをお伝えしたいと思います。


最近、テレビで英語の「スピードラーニング」のCMがずいぶん目立ちますね。

石川遼くんが登場してインパクトもあるので、

よけいに目立つのかも知れませんが、

あのスピードラーニング、どう思いますか?


英語の勉強は長い間しているのに、

英語を使いこなせるようになる人は多くありません。


学生時代、アメリカをひとり旅していた頃を思い出します。

ロサンゼルスに到着して、ダウンタウン行きのバスに乗るために、

案内係にオドオドしながら尋ねました。

何を言ったのか、何を言われたのか、覚えていませんが、

相手の言葉は本当にわからなかった。


でも、4ヶ月ほど滞在している間には、ずいぶん、英語が聞ける、

わかるようになっていました。言葉は耳からですね。


◆◆聴覚を刺激する方法は効率よく暗記するためにはとても有効な方法です。

スピードラーニングはとても効果的だと思いますよ。

私は試していませんけど・・(笑)


また、もう一つのいいところは

「聞いているだけでオーケー !」というところですね。

テキストを見て覚えたり、書いたりという作業があると、

どうしても継続できない人がでてきます。


知識、技術を獲得するには、どんなことにも共通すると思いますが、

継続する、続けるということが大きなポイントになります。

いい教材を使って、継続してトレーニングすることが条件です。


どんなに潜在能力の高い人でも、継続する力のない人は新たな知識を

獲得することは難しいですね。


子どもの中にもいます。

非常に理解力に優れている子ども。理解するのが、速いんですね。

でも、そういう子どもは概して、コツコツと努力を積み重ねることが

苦手だったりします。理解は速いんだけれども、積み重ね、

反復練習が足りないため、身につかない。


わかること、できること、テストで点になるはそれぞれ違います。

テストで点になるためには、繰り返しのトレーニングが必要なんですね。


でも、繰り返しのトレーニングって面倒でいやですよね。

できるだけ避けたい。

だからこそ、繰り返しが負担にならない、効率よく暗記するシステムが必要なんです。


その点でも、「聞いているだけでいい」というわかりやすさは、

アピール度満点ですね。


さて、聴覚刺激を利用する学習法、これを高校受験の学習に取り入れたら、

とても有効ではないかと思いませんか?


音声を利用してどのようにトレーニングするのか、

次回はそのことについてじっくりお伝えしますね。

次回もお楽しみに !

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記憶術の長所と短所

受験勉強に必要なことは、

短期記憶を長期記憶に育てていくことだと書きました。


短期記憶は繰り返し刺激すること、

インパクトのある刺激を与えることで長期記憶に変化します。


記憶術も短期記憶を長期記憶に育てる技術のひとつです。

そして、記憶術にはいくつかの種類があります。


例えば、イメージ法・・・

以前「わらっていいとも」でタモリさんが30個ほどの日本語の単語を

覚えるというパフォーマンスをしていたことがありました。


1番スイカ、2番ウマ、3番自転車・・・などのように番号と単語をセットに

して覚えるような場合には、イメージ法という記憶術は有効です。


多くの場合は、体の部位などに数字が当てはめられていて、

体の部位と覚える単語をイメージで結びつけるという方法なんですね。


事前に、頭が1番、右手が2番、左手が3番というように体の部位に

数字を当てはめておきます。そして、イメージします。


頭に大きなスイカがぶつかった。

右手をウマにかじられた。

左手で自転車を持ち上げた・・という感じで覚えていきます。


イメージの力はとてもインパクトがあって、

一度結びつくとなかなか離れにくい。

忘れにくいということになりますね。

だから、記憶術はとても有効だと思います。


△▼でも、記憶術にも弱点があります。

マスターしてしまえば、とても役に立つ。一生ものの技術になります。

ところが、記憶術をマスターするのに時間がかかる。

トレーニングが必要です。


まだいろいろな経験の豊富でない中学生にとって、

どの程度、イメージ法を使いこなせるか・・

それは個人差があるように思います。

うまく使いこなせない場合もあるかもしれないですね。


でも、記憶術の中には数字変換法という技術もあります。

その代表的なものが語呂合わせです。

語呂合わせにはバカにできない威力がありますよ。


今日のまとめ

記憶術は有効だけれども、マスターするのに時間がかかり、

使いこなせるかどうかは個人差がある。

なかなか即効性は期待できないかもしれないということです。

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