記憶術の長所と短所

受験勉強に必要なことは、

短期記憶を長期記憶に育てていくことだと書きました。


短期記憶は繰り返し刺激すること、

インパクトのある刺激を与えることで長期記憶に変化します。


記憶術も短期記憶を長期記憶に育てる技術のひとつです。

そして、記憶術にはいくつかの種類があります。


例えば、イメージ法・・・

以前「わらっていいとも」でタモリさんが30個ほどの日本語の単語を

覚えるというパフォーマンスをしていたことがありました。


1番スイカ、2番ウマ、3番自転車・・・などのように番号と単語をセットに

して覚えるような場合には、イメージ法という記憶術は有効です。


多くの場合は、体の部位などに数字が当てはめられていて、

体の部位と覚える単語をイメージで結びつけるという方法なんですね。


事前に、頭が1番、右手が2番、左手が3番というように体の部位に

数字を当てはめておきます。そして、イメージします。


頭に大きなスイカがぶつかった。

右手をウマにかじられた。

左手で自転車を持ち上げた・・という感じで覚えていきます。


イメージの力はとてもインパクトがあって、

一度結びつくとなかなか離れにくい。

忘れにくいということになりますね。

だから、記憶術はとても有効だと思います。


△▼でも、記憶術にも弱点があります。

マスターしてしまえば、とても役に立つ。一生ものの技術になります。

ところが、記憶術をマスターするのに時間がかかる。

トレーニングが必要です。


まだいろいろな経験の豊富でない中学生にとって、

どの程度、イメージ法を使いこなせるか・・

それは個人差があるように思います。

うまく使いこなせない場合もあるかもしれないですね。


でも、記憶術の中には数字変換法という技術もあります。

その代表的なものが語呂合わせです。

語呂合わせにはバカにできない威力がありますよ。


今日のまとめ

記憶術は有効だけれども、マスターするのに時間がかかり、

使いこなせるかどうかは個人差がある。

なかなか即効性は期待できないかもしれないということです。

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